
今回は、天然パーマや地毛が茶髪の人を悩ませる問題、「地毛証明」についてお話していきます。
「地毛証明」とはなにかということから、実際に経験した苦労までお伝えします。
残念ながら、私には悩みを解決することはできません。
しかし、悩みを共有することならできます。
共有した先に、あなたの気持ちを少しでも軽くすることができたら嬉しいです。
私の髪の毛について
私は天然パーマであり、さらに茶髪なので特に厳しく注意を受ける生徒の一人でした。
また小学校・中学校のときには髪の毛が長かったので、地毛証明以外にも
- 髪の毛が耳にかかってはいけない
- 前髪が目にかかってはいけない
など多くのルールに引っかかっていました。
最重要注意人物ですね笑笑
地毛証明書とは
出典:PANTENE
地毛証明書とは生まれつき髪が茶色い中高生や、天然パーマの人が学校に地毛であることを証明するために提出を求められる書類のことです。
書類が正しいことを示すために、美容院からのサインが必要になってくる場合もあります。
しかし提出すればなにも問題がないということはではありません。
提出後に、
「周りが黒髪だからあなたも染めなさい
と髪染めを強制されるということも現実に存在します。
このような地毛証明の現状に一石を投じている会社も存在します。
PANTENEでは去年から、
【#この髪どうしてダメですか】
をキャッチコピーとして、校則の考え直しを促しています。
このように地毛証明に関する問題は、世間の注目を大きく集める、社会問題となっています。
実際に経験した苦労
私が中学生のころは、地毛証明に異を唱える声はまだまだ少なく、
ルールだから従う
これが当たり前とされていました。
よって先生方の指示に従わず、髪染めをしないわたしは異端とされていました。
その時の苦労について詳しくお話します。
1,縮毛矯正の強制
私にはこれが一番きつかったです。
わたしは天然パーマなので、髪型に関しては周りより目立つ存在でした。
ですので、中学校への進学時すぐに先生から進路指導に呼び出されました。
そして第一声にこの一言を言われました。
「だらしないから縮毛矯正をしなさい」
本当にきつかったです。
私自身、まわりと違う髪型を気にしている頃でした。
だらしないと言われたときのことは今でも忘れられません。
しかし天邪鬼な性格だったので、逆に意地をはって縮毛矯正をかけることはしませんでした。
本当に運のいいことに、部活の顧問の先生が理解を示してくれたおかげでなんとか認めてもらうことができました。
味方になってくれる人の存在のありがたさを実感するとともに、もしあの先生がいなかったと考えると、、、、
いまでもあのときの不安感がよみがえります。
2,黒染めの強制
地毛証明書を求められる一番の原因が茶髪についてだと思います。
それと同時に髪染めの強制が一番問題になっていることと思います。
わたしは、中学校のころに縮毛矯正とともに、黒髪にすることを強制されたことを覚えています。
「一人で身勝手な行動をとるにはやめなさい」
嫌というほど言われました。
茶髪は生まれ持ってのものなのに、、、
「黒髪を矯正するなら、地毛証明書など意味ないじゃないか!」
何度もこう思いました。
前述したとおり、私の学校にはありがたいことに理解を示してくれる先生がいました。
いま、笑って話せているのはあの人のおかげです。
これを読んでくれているあなたの学校にもそんな人がいてくれたらと願うばかりです。
まとめ
私は高校は頭髪が自由なところにいくことで、地毛証明を回避する道を選びました。
おかげで、いまは頭髪に悩むことなく生活を送れています。
私が声を上げることで
あなたが中学・高校に進学する際、
先生の意識、ひいては社会全体の意識がほんの少しでも変わってくれたら幸いです。
最後に、立派な声がけをしてくださったPANTENEの商品について書いた記事がありますので、よろしければこちらも見てみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。